MaRiブログ

仕事は好きなのに環境に恵まれない歯科衛生士がメンタルを毎日根こそぎ削られながらお口の健康について小さく発信していきます。日々の記録。

歯間ケアに欠かせないデンタルフロスの使い方とおすすめ製品について詳しく紹介!

 

今日も無事、

仕事がしんどかった。

 

早速ですが、

本日はデンタルフロスについてお話ししたいと思います^^

 

 

 

 

なぜデンタルフロスが必要なのか

 

デンタルフロスが必要な理由は、歯ブラシだけでは届かない部分にある汚れや細菌を除去するためです。

歯と歯の間や歯肉と接する部分にはプラークが蓄積しやすく、それが虫歯や歯周病の原因となります。

そこでデンタルフロスを使うことで、歯周病や虫歯の発生するリスクを減らすことが期待できます。

また、汚れや細菌が蓄積することで口臭が発生しますが、デンタルフロスで清掃することで口臭の改善にもつながります。

 

主なデンタルフロスの種類

  • ワックスコーティングタイプ

ワックスが塗られているため、スムーズに挿入しやすい。

その反面、汚れを除去する効果はノンワックスタイプに劣る。

 

  • ノンワックスタイプ

ワックスが塗られていないため挿入は若干しにくくなるが、

歯間の汚れをしっかりと絡め取る。

 

  • フッ素コーティングタイプ

フッ素がコーティングされており、虫歯予防効果が期待できる。

 

  • ホルダー付きタイプ

Y字型やF字型のホルダーに取り付けられたフロスで、特にY字型は届きにくい奥歯に使いやすい。

 

歯間ブラシとの違い

 

歯間ブラシとデンタルフロスは、どちらも歯間をケアするものですが、

歯間ブラシは歯と歯の間に入って汚れや歯垢(プラーク)をかき出すための小型のブラシで、特に歯間が広い場所に適しています。

歯間の大きさに合ったサイズを使用することも歯肉を傷つけず効率よく汚れを落とすために大切なことなので、歯科医師や歯科衛生士に相談しましょう。

 

一方、デンタルフロスは薄い糸なので、

歯間ブラシではアプローチできない歯と歯が接触している部分にも使用することができます。

 

フロスの基本的な使用方法

ホルダーがついていないタイプは、

指から肘くらいまでの長さのフロスを切り取り、両方の中指に巻き付けます。

次に、親指と人差し指で約1cm間隔でフロスをつまみ、歯と歯の間にゆっくりと挿入し、歯面に沿わせながら上下させます。

汚れが付いたところは巻き取って常にきれいな部分を挿入することができるメリットがありますが、

難しければホルダー付きのタイプを使ってみましょう。

出血がある場合は歯肉の炎症も考えられますので歯科医院で相談することをおすすめします。

歯ぐきからの出血についてはこちらの記事も参考にしてみてください。

 

www.marihige.com

 

おすすめのデンタルフロス

私がずっと使っているデンタルフロスはこちら

 

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初めは細い糸状ですが、

挿入して水分(唾液)を含むと膨張するため、

出す時に汚れを効率よく絡め取ることができます。

 

毎日使うものなので私は250mと大容量のものを毎回購入していますが、

45mの少量のものもありますので初めての方はお試しとしてもいいかもしれません。

 

デンタルフロスの使用効果とまとめ

デンタルフロスの使用は、歯周病や虫歯の予防、口臭の改善に重要な役割を果たします。

定期的な歯科医院でのメンテナンスと併せてデンタルフロスを取り入れ、

健康な口内環境を維持しましょう。