MaRiブログ

仕事は好きなのに環境に恵まれない歯科衛生士がメンタルを毎日根こそぎ削られながらお口の健康について小さく発信していきます。日々の記録。

スウェーデンでは歯磨きの後に口をゆすがない!

 

 

 

歯磨き粉をつけて歯磨きをしたあとは一生懸命ブクブクゆすいで、

口の中の歯磨き粉を跡形もなく消し去るという方、多いのでは?

 

実は歯磨きの後はゆすがないor少量の水で一回のみが推奨されています。

 

ゆすがないのは虫歯ゼロ大国のスウェーデンのやり方で、

スウェーデンの人々は歯磨き後は口をゆすがかいのが当たり前なのだそう。

 

 

磨いて落とした汚れは綺麗に洗い流した方がいいのでは?と、

日本人には歯磨き後に口をゆすがないなんてあまり考えられないのではないでしょうか。

 

しかし虫歯予防の観点から、

歯磨き粉に含まれるフッ素を歯に長く留めておくためには水でゆすいでしまうのは非常にもったいないこと。

 

スウェーデンの人々はこれが習慣になっているので気にならないとは思うが、

しっかり口をゆすいできた人は一度もゆすがないなんてかなり気持ち悪く感じてしまうかもしれません。

 

そんな時は少量の水で一度だけ軽ーくゆすいでみたり、

水だけで汚れを落としてから歯磨き粉を付けてしっかりと磨けばその後ゆすがなくてもそれほど気にならないのでは、

とも考えています。

(私はどうしても慣れず、少ない水で一度だけサッとゆすぎます…)

 

 

フッ素を長く留めることも大切ですが、

フッ素濃度を濃く保つことも大切で、

歯磨き粉をつける前は歯ブラシは水で濡らさない方が良いとされています。

磨いていくうちに唾液で薄まってきてしまうので最初に水で薄めてしまうのはもったいない!

 

しかし最初に歯ブラシをゆすぎたい気持ちはよーくわかります。

そんな時は歯ブラシをゆすいだ後、しっかり水を切ってから歯磨き粉をつけるようにしましょう。

 

虫歯大国と言われている日本、

日本も虫歯0目指したいですね…